壁打ち用の壁

推し変のはなし

推し宛ての手紙からやっと解放されました。最近手紙が義務になっちゃってて書くのが苦痛になってきてるのでよくないなって思っています。でも出席簿兼ねてるので休むのは嫌だ…。我儘なオタクですね。踏んづけてやりたい。

 

今回は推し変について。だいたい元推しについての話です。

以前からジャニオタさんたちの担降りブログに憧れがあって。私もあんな面白い内容が書きたい!と思ってブログをはじめた部分もあるんですよね。

だからって担降りブログが書きたくて推し変したわけではないですからね。自分は絶対しないだろうって思ってた人間にも降りかかった出来事だったので、備忘録程度に残しておきます。

 

 

推しとは某2.5次元舞台で出会いました。

まだ2.5次元舞台が今ほど主流ではなかった頃で、私も初めての観劇でした。

大好きな原作の推しキャラを観に行ったはずが、いつの間にか元推ししか見えなくなっていて。

気づけば個人イベントのチケットを手にしていました。しかも会場に着いてみれば最前ドセン。そして何もわからないままチェキ撮影の洗礼を受けたのでした。

至近距離で見る元推しはこの世のものとは思えないくらい美しかった…。

以前も書きましたが、元推しの顔は好みのタイプではありません。でも、圧倒的な美の暴力によって完全に頭をやられてしまいまして…それから少しずつ舞台に通うようになりました。

 

正直なところ、元推しのお芝居そんなに好きじゃなかったんですよね。それなのになんで舞台通ってるんだろう?って考えることも多々ありました。

でも回数を重ねていくうちにどんどん好きになっていって。

推しのスキルが上がったのか私の目が慣れたのか。実際のところはわかりません。だけど、決定的に好きになった瞬間のことは今でも鮮明に覚えています。

 

場数を踏むにつれて、元推しの演技が評価されはじめて。終演後とかも耳をそばだてると元推しを褒める声がたくさん聞こえてきて。

その頃には私も元推しの芝居が好きになっていたので「そうでしょそうでしょ」って誇らしい気持ちでいっぱいでした。

 

今でこそかなり人気があるみたいですが。写真集の発売記念イベント、発明会館の1/3も埋まらなかった回があったんですよね。

騒ぎ立てられてる割に固定ファンこんなもんなの!?って驚いた記憶があります。

でもその回はいつも以上に素っぽくて饒舌でした。

食レポ上手にできなくて泣いちゃったの懐かしい。

だけど、やっぱりできることならば空席の目立つ会場よりも満員の会場を見せてあげたいよなあって思ったのでした。こればっかりはオタクひとりの力ではどうにもならないんですけど。

そんなこともあって、元推しの人気って虚構のものなんじゃないかと思ってたんですよね。

チケットが取れない若手俳優として名前が挙がることもしばしばあったんですけど。それは人気作品に出させてもらってたからであって、本人の人気ではないんじゃないかなって。それを面と向かって思い知らされたというか…。

 

だけど、某人気2.5次元舞台へ出演したことがきっかけで、元推しの人気は確固たるものになりました。

新規ファンが増える増える。逆に仲良くしてもらっていた古参ファンの皆さんはどんどん離れていきました。

その頃から私の気持ちもついていけなくなっちゃって。

頑張ってもチケットが取れない。元推しの本心も見えない。何を思ってこの仕事をしてるんだろうって考え出したらしんどくなっちゃって。

中途半端な気持ちで現場へ通うのも心苦しかったので、数ヶ月間距離を置いて考える時間を作ることにしました。

 

推しから気持ちが離れる決定打になってしまったのは久々に参加したイベントでした。

倍率がめちゃくちゃ高かったせいもあるのかもしれませんが、所謂おまいつファンが全くと言っていいほど来ていなくて。9割以上がその人気舞台からの新規ファンでした。

ファンが増えることはありがたいことだとは思います。だけど、過去作の話題が出た時に会場全体が「えー知らないー」みたいな雰囲気になって。司会者がその話題を取り下げるほどでした。

好きなら普通、過去作調べませんか?

推しのこと全部知りたいと思いませんか?

それもできないような人たちと一緒に応援していかないといけないの?って。

他にも理由はありましたが、もうついていけないなって思っちゃったんですよね。

 

その1週間後くらいかな?に今の推しのイベントに参加しまして。

イベントってこんなに楽しいもんなんだって。陰鬱な気持ちで参加しなくていいもんなんだって思って。

無理をしていた自分にやっと気づかされました。

きちんと降りるって決めるまでには時間が掛かりましたが、今は降りてよかったと思っています。嫌いになって降りたわけではないので、今でもたまに元推しの舞台を観に行くのですが、作品もお芝居も純粋に楽しむことができています。

今までの義務的なスタンディングオベーションではなくて、心の底から素晴らしいと思ってスタンディングオベーションできた時に、元推しは私にとっての過去になりました。

そこまで気持ちの整理がつくのに半年以上かかっちゃいましたけど。これ書いてる今も若干しんどいくらいですけど。

 

応援していた期間は4年あるかないかくらいでした。

長かったのかなあ。どうなんだろう。

推しが30歳になるまでは見届けたかったのですが、その前にギブアップしてしまいましたね。

でも、右も左もわからない若手俳優界隈で初めて出会ったのが元推しだったからこそ、今も観劇を趣味として楽しめているのだと思います。

推しにはたくさんたくさん楽しい思い出をいただきました。後悔はしていません。

最近は大きなお仕事もたくさん決まってきて、今後役者としてもどんどん素敵になっていくんだろうなって思います。

働きすぎて過労でぶっ倒れないか心配ですが、私にはもう見守ることしかできないので。

夢を諦めてまで進んだこの道が、元推しにとって実りあるものでありますように。

今までありがとうございました。大好きだったよ。

 

 

…客観的に読み返すとめちゃくちゃ重たい女だなお前!

こう見えてリアコではないです。今の推しにもリアコではない。

おいおい推しの話とか二推しさんの話とかもしていきたいと思ってます。

着地点が見つからないけど今回はここまで!